2021年01月07日 |
千代田化工、パプアニューギニアで浮体式LNG発電 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:千代田化工建設、大日本製薬 |
千代田化工建設は5日、パプアニューギニア国の国営石油会社であるクムール・ペトロリアム・ホールディングス社から、同国モロべ州の州都ラエ市近郊で計画される浮体式LNG 貯蔵再ガス化発電設備(FSRP)の基本設計業務を受注したと発表した。 パプアニューギニア国は、「2030年までに国民の70%に電気を供給する」という目標を掲げており、同案件は目標達成に向けた重要なステップと位置づけられている。 同FSRPは、75MW 規模の発電設備を搭載予定で、地域の送電網に電気を供給するとともに、140,000m3のLNG を積載、貯蔵することができる。また、再ガス化設備を有しており、パイプラインを通じて地元の重工業地域の発電所にガスを供給することも可能となる。 千代田化工では、今回の受注はこれまでの同国での経験や同社が開発してきたFloating LNG Power Vessel の知見が評価されたとしている。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1609997189.pdf |