2021年01月08日
NEDO・公募「化学産業の省エネ・電化調査」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:NEDO

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は7日、化学産業で実現が期待される“電化”について調査することにし、調査実施者の公募を開始した。募集タイトルは「化学産業において革新的省エネルギー技術として実現が期待される電化に関する調査 」。公募期間は2021年1月7日~1月20日。

政府は第5次エネルギー基本計画で、脱炭素化へのアプローチとして、化石燃料に依存している熱システムと輸送システムの電化を掲げている。化石燃料を使用しているプロセスや機器について、エネルギー源の電気への転換や、新しい電気プロセスに導入などが求めれれている。

わが国の化学産業は全製造業のエネルギー消費量の40%を占めており、この燃料を再生可能エネルギーによる電気に変えることで大きな省エネ効果が期待できる。

今回、国内の石油精製・石油化学を中心に、化学産業の脱炭素化・省エネ化に向けた産業電化の現状と将来性について調査、整理する。事業期間は2021年8月31日まで。

問い合わせ先は、NEDO省エネルギー部
E-MAIL:shouene-chousa@nedo.go.jp