2021年01月12日 |
名大と理研、イネの初期成長を促進する因子発見 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:名古屋大学 |
名古屋大学 生物機能開発利用研究センターの上口(田中)美弥子 教授らの研究グループは、理化学研究所環境資源科学研究センターの瀬尾 光範 ユニットリーダーらとの共同研究により、糖輸送体であるSWEETタンパク質のイネSWEET3aがグルコースとともに植物ホルモンの1つであるジベレリン(GA)を輸送し、イネの初期成長を促進することを初めて明らかにしたと発表した。 イネの初期生育の促進は、田んぼに直接種子を播くことで省力化をはかる「直播」という水稲生産技術において重要な課題の1つ。同研究は、直播栽培に適した育種への重要なカギになるとして期待される。 名古屋大学HP : http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20210106_nubs1.pdf |