2021年01月18日 |
デンカ、「アビガン」原料供給の様子をHPで公開 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは18日、新型コロナウイルス感染症治療薬「アビガン錠」の原料であるマロン酸ジエチル供給のプロジェクトムービー(約8 分)をホームページ上で公開した。 同社は「マロン酸ジエチル」の国内唯一のメーカー。マロン酸ジエチルは合成香料・農薬・医薬品などの原料として使用される有機化合物だが、昨年5月からアビガンの原料として生産を開始した。 生産の現場では、政府からの要請により、3年間停止していた設備を社員が一丸となって約6週間で再稼働させた。 今回、その生産再開から供給に至るまでのストーリーを、臨場感溢れる動画に編集した。 ●タイトル名:「マロン酸ジエチル生産再開への軌跡」https://www.denka.co.jp/covid-19/ 「マロン酸ジエチル」メーカーの同社は、「アビガン錠」の備蓄量拡大に必要な原料の迅速な供給により、新型コロナウイルス感染症の流行に際し医療物資の増産に取り組み、国民生活の安定に大きく貢献したとして、昨年末に経済産業大臣から感謝状を受けた。 (注)「アビガン」は富士フイルム富山化学の登録商標。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1610938310.pdf |