2021年01月19日
昨年のPS生産 65.9万トン 前年比7%減
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は19日、昨年12月および1~12月のポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の需給実績を発表した。

◆ポリスチレン(PS)
 12月の生産は58.0千トンで、前月比102%、前年同月比93%だった。
 2020年1~12月の累計生産量は659,467トン(93%)だった。
 
 前年同月比でプラスとなったのは1年12カ月のうち3月、5月、11月の計3月のみだった。新型コロナウイルスの影響による内外需要低迷が最大の原因。
 
 年間出荷は656,252千トン(95%)で、内需は606,793トン(94%)、輸出は49,459トン(108%)だった。
 
 内需の用途別では、電機・工業用、包装用、雑貨・産業用、FS用のいずれも前年を下回った。
 
 
◆スチレンモノマー(SM)
 12月の生産は184.1千トンで前月比106%、前年同月比99%だった。

 20年の年計は生産1,875,808トン(93%)にとどまった。内需が1,283,116トン(88%)と伸び悩んだ。
 輸出は602,888トン(103%)と健闘。出荷計は1,886,004(92%)だった。
 
 
12月の生産・出荷実績

ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1611038114.pdf