2021年01月20日 |
千葉大、抗がん剤原料となる植物の全ゲノム解読 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:理化学研究所 |
千葉大学、理化学研究所、かずさDNA研究所、国立遺伝学研究所の研究チームは、抗がん剤の原料となるカンプトテシンを生産する薬用資源植物、チャボイナモリの全ゲノム配列を染色体レベルで高精度に解読したと発表した。 さらに他の植物のゲノムと比較してカンプトテシンならびに類縁化合物の生産能力がどのように進化してきたかを明らかにした。 同研究成果は、なぜ植物が薬になる成分を作るようになったのか、という根本的な疑問を解明するとともに、今後、抗がん剤原料(カンプトテシン)の持続的生産に寄与すると期待できる。 同研究は、2021年1月15日(日本時間)「Nature Communications」に掲載された。 千葉大学ホームページ参照: https://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/info/post_943.html |