ケムネット東京　NEDO、21年度「新技術先導研究プログラム」公募　

2021年01月21日

NEDO、21年度「新技術先導研究プログラム」公募

【カテゴリー】：新製品/新技術
【関連企業・団体】：NEDO

NEDO（新エネルギー・産業技術総合開発機構）は、2021年度のNEDO先導研究プログラム／新技術先導研究プログラム「エネルギー・環境新技術先導研究プログラム」「新産業創出新技術先導研究プログラム」の委託先の公募を行っている。21日動画を公開したと発表した。

◆対象となる研究開発テーマ
研究開発テーマは、新規性、革新性及び独創性が高く、研究開発フェーズとしては取り組みのごく初期の段階であって、実用化までの確実な見通しをつけることが現時点では困難であるが、研究開発に成功した場合、産業へ大きなインパクトを期待できるものであること。ハイリスクでもハイリターンが期待できることを重視する。

◆2021年度公募研究開発課題一覧
◇エネルギー・環境新技術先導研究プログラム（エネ環）
（1）設置場所の制約を克服する柔軟・軽量・高効率な太陽光発電の実現（革新的環境イノベーション戦略項目1）
（2）自動車、航空機等の電動化の拡大（高性能蓄電池等）と環境性能の大幅向上（革新的環境イノベーション戦略項目15）
（3）燃料電池システム、水素貯蔵システム等水素を燃料とするモビリティの確立（革新的環境イノベーション戦略項目14）
（4）カーボンリサイクル技術を用いた既存燃料と同等コストのバイオ燃料・合成燃料製造や、これら燃料等の使用に係る技術開発（革新的環境イノベーション戦略項目15）
（5）金属等の高効率リサイクル技術の開発／プラスチック等の高度資源循環技術の開発（革新的環境イノベーション戦略項目17／18）
（6）分野間の連携による横断的省エネ技術の開発・利用拡大（革新的環境イノベーション戦略項目23）
（7）未利用熱・再生可能エネルギー熱利用の拡大（革新的環境イノベーション戦略項目25）

◇新産業創出新技術先導研究プログラム（新新）
（1）様々な用途に利用可能な小型・高効率の深紫外波長領域レーザーの高度化技術やICTデータを活用したレーザー加工プロセスの超高速最適化技術の開発
（2）持続可能な産業発展や新需要創出につながる革新的研究開発

◆研究開発テーマの実施期間

原則1年（12カ月）以内。　ただし研究内容等により、2年を限度とすることが可能。

◆研究開発テーマの規模･NEDO負担率
規模は上限1億円以内／（年度･件）とする。NEDO負担率は100％。

問い合わせはNEDO事務局（044-520-5207）