2021年01月25日 |
昨年のOPPフィルム生産 219千トン 96% |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会 |
日本ポリプロピレンフィルム工業会は25日、昨年12月および1~12月暦年の延伸PPフィルム(OPP)と無延伸PPフィルム(CPP)の生産・出荷実績を発表した。両フィルムとも生産、出荷分は前年割れで、新型コロナウイルスの流行による需要減退が響いた。 ◆OPPフィルム 12月の生産は17.2千トン(前年比98.7%)で、8月以来5カ月連続の前年比マイナス。 国内出荷は17.6千トン(同99.5%)で2カ月連続の前年割れとなった。輸出は385トン(153.4%)だった。 国内出荷の内訳は食品用が14.0千トン(99.9%)と前年並みだったが、工業用は2.5千トン(95.3%)で伸びず、繊維・雑貨用は1.1千トン(103.8%%)と増加したが内需計は17.6t(99.5%)だった。 2020年の生産累計は219.3千トンで前年比96.2%、国内出荷221.1千トン(98.3%)、輸出3.0千トン(83.9%)、出荷計は224.0千トン(98.1%)だった。 国内出荷の累計内訳は、食品176.8千トン(100.0%)、工業用・他30.7千トン(90.0%)、繊維・雑貨13.5千トン(96.4%)、内需計は221.1千トン(98.37%)。 ◆CPPフィルム 12月の生産は12.2千トン(95.8%)で、2カ月連続のマイナス。国内出荷は12.1千トン(96.1%)で、7月以来6カ月連続の前年割れとなった。輸出は546トン(101.9%)、出荷計は12.6千トン(96.3%)だった。 国内向け内訳は、食品用が10.1千トン(95.5%)、工業用790トン(114.5%)、繊維・雑貨用は1,240トン(91.0%)で、内需計は12.1千トン(96.1%)だった。 2020年累計生産量は、食品129.3千トン(98.3%)、工業用7.81千トン(98.5%)、繊維・雑貨15.8千トン(90.0%)、内需計152.9千トン(97.5%)。 12月実績 OPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1611557027.pdf CPP https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1611557027.pdf 出荷 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1611557027.pdf |