2021年01月27日 |
第一三共の「エンハーツ」内閣総理大臣賞 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:第一三共 |
第一三共は27日、悪性腫瘍剤「エンハーツ」(トラスツズマブ デルクステカン(ADC))が、(一社) 科学技術と経済会主催の第9回技術経営・イノベーション大賞で、内閣総理大臣賞を受賞したと発表した。 技術経営・イノベーション大賞は、日本発の優れたイノベーションを広く紹介し、日本経済の発展、社会の変革、グローバル競争力の向上等に貢献することを目的として2012年に創設された。今回で9回目となる。 今回の受賞は、エンハーツの研究開発で(1)迅速な意思決定を実現できるマネジメント体制を築き、ADC技術開発研究に取り組んだ(2)アカデミア、医療機関とも協業して国際的な薬事承認基準を満たす品質/非臨床/臨床データの速やかな創出に努めた(3)新しい薬事制度の積極的活用によりいち早く患者さんに届けるための方策を模索した(4)品質面のリスクを最小化するための製法開発を遂行した、などが評価された。 |