2021年01月29日 |
東北大、日本初・大規模口腔マイクロバイオーム解析 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:東北大学 |
ヒトの健康状態は、共生している様々な微生物の各々の集団(マイクロバイオーム)と密接に関連している。 東北大学 東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)は29日、長期健康調査の参加者25,014人分の口腔検体(唾液・歯垢・舌苔)から、唾液および歯垢1,289人分のマイクロバイオーム解析を実施したと発表した。 同解析により、唾液と歯垢の「マイクロバイオーム間のコミュニティ構造の違い」を明らかにした。 また今回、微生物の多様度が、歯周病の重症度と相関していることも解明された。 マイクロバイオーム解析の結果は「情報分譲」が可能としている。 同研究の成果は、1月29日に学術誌「Frontiers Cellular and Infection Microbiology」のオンライン版で公開された。 |