2021年02月01日
三洋化成、炎症性腸疾患診断補助医薬品、追加承認
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:三洋化成

三洋化成工業と持田製薬は1日、これまで「潰瘍性大腸炎の病態把握の補助」を使用目的としていた体外診断用医薬品「カルプロテクチン モチダ」が、昨年11月「炎症性腸疾患の診断補助」として追加承認され、2月1日付で保険収載されたと発表した。

「カルプロテクチン モチダ」は両社が、開発元であるスイスのBUHLMANN Laboratories AGと日本国内での独占製造・販売契約を交わし、三洋化成が製造、持田製薬が販売する体外診断用医薬品。2017年の発売以来、糞便中に含まれるカルプロテクチン濃度を測定することにより「潰瘍性大腸炎の病態把握の補助」に用いられてきたが、今回「炎症性腸疾患の診断補助」としての使用目的が追加された。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1612161646.pdf