2021年02月10日 |
ユニチカ、常圧カチオン可染糸を開発、販売へ |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ユニチカ |
ユニチカトレーディング(大阪市中央区)は10日、新規プロモート素材として常圧カチオン可染タイプのポリエステル長繊維「A.H.Y.」の開発・販売を行うと発表した。 常圧カチオン可染糸「A.H.Y.」は、約100℃の常圧での染色が可能で、130~135℃の高温・高圧下で染色される通常のポリエステル糸と比較して、染色工程におけるエネルギー消費量・CO2 排出量の削減できる。 さらに、以下の特長をもっている。 ▽常圧でのカチオン染料による染色が可能 ▽発色性に優れ、鮮やかなカラー展開が可能 ▽優れた染色堅牢度を有する ▽シルク調の上品な外観としなやかで繊細な風合い 同社は2021年度に約100トンを販売、2025年度には300トンに拡大する計画だ。 |