2021年02月15日 |
積化成、環境配慮型「バイオセルラー」拡充へ |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:積水化成品工業 |
積水化成品工業は15日、生分解性やバイオマス由来のプラスチック製品である「バイオセルラー」のラインナップを拡充させ、環境負荷低減を通じて持続可能社会への貢献につなげると発表した。 同社は、現中計で「持続可能な社会への貢献」を経営の重点課題に据え、SDG s( 持続可能な開発目標)が掲げる世界規模での環境課題にアプローチしていく方針。 「バイオセルラー」ブランドのラインナップ拡充はその一環となる。同ブランドは、生分解性またはバイオマス由来のプラスチックスを活用した環境貢献製品群の総称で、すでに自動車部材や運動具などに多く採用されている。 経済産業省は、2019年5月に「プラスチック資源循環戦略」として「3R+Renewable(持続可能な資源)」を基本原則に据え、プラスチックスをめぐる資源・環境両面の課題解決と、その活用を通じた資源・廃棄物制約、海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題など地球規模の社会課題への貢献を掲げた。 その中でバイオマスプラスチックスについて「2030 年までに約200万トン導入」とするマイルストーンを設定している。「バイオセルラー」は、この戦略に沿った取り組みの1つであり、既存プロダクトブランドの全てにおいて、環境配慮製品の選択が可能になるよう迅速に「バイオセルラー」のラインナップ化を進めていくとしている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1613354077.pdf |