2021年02月15日 |
三井化学・福島沖地震で市原工場停止 安全確認 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は15日、同社の市原工場(千葉県)が2月13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震で、停電による影響を受けて操業停止したと発表した。人的被害や生産設備への影響はなかったが、エチレンプラントは安全確認のため10日~2週間程度停止する見通し。市原工場を除く同社関係の事業所や工場、研究所などにも影響は出ていない。物流にも影響はない。 地震影響に関する同社発表文は以下のとおり。 (1)従業員の安全について 当該拠点に在勤する全社員及び家族の安全は確認済であり、人的被害はない。 (2)生産設備の状況について 2月13日に発生した福島沖地震の影響で発生した東京電力による停電のため、市原工場の用役プラントを除く、全ての生産設備を安全に停止させた。今回の地震及び同停止による生産設備への物的被害はない。 今回の停止で、原料供給のおおもととなるエチレンプラントを停止した。今後安全確認作業を行った後、スタートアップ作業に入る。他の生産設備もその後、順次回復の予定。現時点では回復までに10日から2週間を見込んでいる。最短の復旧に努める。 (3)製品出荷について 本地震の影響を受けて、市原工場の製造設備は現在停止しているが、保有在庫より出荷を行うことで顧客への影響を最小限にするようにつとめる。 ◆市原工場 https://jp.mitsuichemicals <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1613383058.pdf |