2021年02月19日 |
BASF、シーメンスと低炭素技術分野で協力 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
ドイツ・BASFは19日、シーメンス・エナジー(本社:ドイツ)との戦略的パートナーシップの一環として、温室効果ガス排出量の削減に向けた新技術の商業的導入を加速すると発表した。 BASFは同社の専門知識とシーメンス・エナジーの革新的な製品およびサービスポートフォリオを組み合わせることで、化学品製造におけるCO2排出量削減で主導的役割の拡大を目指す。 BASF本社のあるルートヴィッヒスハーフェン工場では、複数のパイロットプロジェクトを検討中だ。このプロジェクトには、モジュールでの容量拡張が可能な、出力50メガワットの水素製造用PEM(プロトン交換膜)電解槽の建設、生産プラントの廃熱からプロセス蒸気を生成するための50メガワットの高温サーマルヒートポンプの設置が含まれる。 また、シーメンス・エナジーのデジタル製品とCO2最適化製品を使用し、ルートヴィッヒスハーフェン工場における電力網の近代化を査定中のほか、電解プラント(PEM電解)の効率を高めるためのシステムや触媒の共同開発、および風力発電での協力の可能性を評価するための調査を実施中だ。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1613713826.pdf |