2021年02月26日
経産省「生産は持ち直している」基調判断据え置き
【カテゴリー】:行政/団体
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経済産業省が26日発表した1月の鉱工業生産指数(2015年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比4.2%上昇の97.7、出荷が3.2%上昇の95.8だった。生産、出荷とも昨年10月いらい3カ月ぶりの上昇となった。
在庫は2カ月ぶりとなる0.2%低下の95.1、在庫率も同6.3%低下の106.5だった。

予測調査によると、2月の生産は前月比2.1%の上昇、3月は6.1%の低下だった。
基調判断は「総じてみれば、生産は持ち直している」を据え置いた。

業種別にみると、生産が上昇した業種は、汎用・業務用機械工業(前月比11.7%増)、半導体メモリなどの電子部品・デバイス工業(10.5%)、LIB、ノート型パソコン等の電気・情報通信機械(7.5%)など15業種中13業種。低下したのは輸送機械(除、自動車工業)と石油・石炭製品の2業種だった。化学工業(除、無機・有機化学工業・医薬品)は2.8%増でプラスとなった13業種中12番目だった。


化学工業(除、医薬品)は、1月の生産が前月比2.8%の98.9、出荷2.5%の97.6、在庫は▲1.4%の108.9だった。生産は2カ月連続のプラス、、出荷は3カ月ぶりのプラスだった。