2021年03月01日 |
日本ポリプロ、日本ポリエチ 15日から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:日本ポリエチレン、日本ポリプロ |
日本ポリプロ(本社:東京都千代田区、善林永寿社長 )は1日、 ポリプロピレン樹脂の価格改定を発表した。 3月15日納入分から全製品を対象に1キログラムあたり10円以上値上げする。 このところ原油価格は、OPECプラスによる協調減産維持や、新型コロナウィルス ワクチンの普及に伴う世界経済への回復期待などから上昇が続いている。 国産ナフサ価格も、原油価格の上昇に加えタイトな需給状況を背景に45千円/KLを超える水準まで上昇しつつあり、物流費などの諸経費も増加 している。 これまで徹底したコスト削減に努めてきたが、今回、これらのコスト上昇分を自助努力のみで吸収することは困難と判断し、価格改定を実施することにした。 今後、国産ナフサ価格が想定を超えて上昇した場合は、さらに改定幅を変更する可能性があるとしている。 なお、日本ポリエチレン(本社:東京都千代田区、山田清隆社長社長)も同日、同様理由により、3月15日納入分からポリエチレン全製品を対象に1キログラムあたり15円以上の値上げを実施すると発表した。 <ニュースリリース参照> ◇日本ポリプロ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1614574680.pdf ◇日本ポリエチレン https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1614574608.pdf |