2021年03月16日 |
ユニチカ、仏アルケマと素材リサイクルで協力 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:ユニチカ |
ユニチカはフランスの繊維・先端材料メーカーであるアルケマ社と、100%植物由来の原料を使用した、カーボンニュートラル素材ナイロン11「キャストロン」の包括的なリサイクルへの取り組みを 3月からスタートさせた。 「キャストロン」とは、ヒマ(唐胡麻)の種子であるヒマシ油を原料とした植物由来のバイオマス素材。アルケマの RILSAN ポリアミド 11 を使用し、地球環境・機能性に優れている。 ユニチカは2007年から原料供給先であるアルケマ社とナイロン11繊維の開発を進めてきた。今回取り組みを進化させ、国内においてその使用済み製品(繊維・フィルム・樹脂)をリサイクルし、再生使用が可能になる包括的なリサイクルの取り組みを開始した。サステナブルな社会実現に貢献する。 ◆「キャストロン」とは : ナイロン 6 と比較して、 ・非可食植物由来 ・軽量 ・耐摩耗性、耐化学薬品性優れている ・寸法安定性に優れる、などの特長をもつ。 ユニチカは今後、原糸・生地の生産ロス品や、アパレルとの連携によって使用済み製品を回収し、マテリアルリサイクルして新たな繊維製品を生み出していく方針だ。 ニュースリリース参照 https://www.unitika.co.jp/news/io-pdf/re20210316.pdf |