2021年03月19日 |
AGC、インドシナ半島のクロ・アリ3社 統合再編 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは19日、インドシナ半島に展開するクロール・アルカリ事業3社を2022年央をめどに合併し、統合新会社を設立して事業体制を一本化すると発表した。 統合するのは、AGC ケミカルズ・タイランド社(ACTH社)、Vinythai Public(ビニタイ社)、AGC ケミカルズ・べトナム社(ACVN 社)の3社で、統合後は消滅する。 東南アジアでは苛性ソーダおよび塩化ビニル樹脂(PVC)の市場の伸びが堅調で年率4%程度の成長が見込まれている。 同社はこれまで、インドネシアでの既存拠点の生産能力増強や、ベトナム、タイでの企業買収によって、成長する東南アジア市場を取り込み、クロール・アルカリ事業のトップポジションを固めてきた。 今回の決定により、タイの大手石油メーカーであるPTT Global Chemical Public Company(GC社)との連携を深化し、インドシナ半島での同事業のさらなる基盤強化を目指す。 設立新社の社名、所在地、資本金などは未定。AGCは65%以上の出資を予定している。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1616116505.pdf |