2021年03月22日 |
DSM、代謝型ビタミンD3製剤 日本で上市へ |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:DSM |
オランダ・Royal DSMは22日、世界中で広がる免疫の健康に関する懸念とニーズに対応するため、アジア太平洋地域のサプリメント市場に向けて、食品に含まれる一般的なビタミンD3に比べて3倍速く血中ビタミンD濃度を引き上げる代謝型ビタミンD3製剤「ampli-D(R)」を上市したと発表した。 オーストラリアではすでに販売を開始しており、まもなくシンガポールでも上市予定。その後、他のグローバル市場でも順次展開していく方針だ。 ampli-D(R)は、人の体内に存在する代謝型ビタミンD3、25-ヒドロキシコレカルシフェロール(カルシフェジオール)で、臨床試験などにより、一般的なビタミンD3(コレカルシフェロール)に比べて3~5倍速く血中ビタミンD濃度を引き上げることが報告されている。 オーストラリアでは、すでに保健省薬品・医薬品行政局(TGA)の認可を受けており、サプリメント製造業者がサプリメント製品の成分として利用することができる。 DSMは同国で、FORTARO(R)というブランド名で、自社開発のサプリメント製品を発売開始した。日本でも上市に向けて準備を急いでいる。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1616385167.pdf |