2021年03月23日 |
三菱ケミ、MMAモノマー、メタクリル酸など値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは23日、MMA(メチルメタクリレート)モノマー、MAA(メタクリル酸)、メタクリル酸エステル類(BMA・ HEMA 等)について、4月1日出荷分から価格改定を実施すると発表した。 MMAとMAAは1kgあたり25円以上、メタクリル酸エステル類は20円以上値上げする。 主要原料の1つであるナフサ価格は、原油価格の高まりを受け、2021年1~3月期の38,000円/KL程度から4~6月期には48,000円と大幅な上昇が予測されている。もう1つの原料アセトンも米国でメーカーのフォースマジュールや供給制限が行われている一方で、MMA、IPA(イソプロピルアルコール)の旺盛な需要から記録的な高値となっており、MMAの製造コストは大幅に上昇している。 【対象製品と値上げ幅】 ▽MMA(メチルメタクリレート)モノマー :国内価格 25円/kg以上 ▽MAA(メタクリル酸) :国内価格 25円/kg以上 ▽メタクリル酸エステル類 :国内価格 20円/kg以上 ・BMA(ブチルメタクリレート) ・HEMA (ヒドロキシエチル メタクリレート) ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1616474986.pdf |