2021年03月29日 |
三菱ケミ、ペットボトルラベル 再利用へ |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルは29日、サーキュラ―エコノミー(循環型経済)推進に向けた取り組みの一環として、 フジシールグループ (本社:大阪市、岡﨑成子社長) と共同で、 ペットボトルの 使用済みシュリンクラベルの再利用に向けた実証プロジェクトを開始すると発表した。 シュリンクラベルは、ペット ボトル容器自体に顔料などを付着させることなく必要な表示や遮光機能などを保持させることができるため、ペット ボトルのリサイクル率向上に貢献している。だが、ラベル自体はリサイクル の仕組みがなく、資源循環への対応が求められていた。 三菱ケミカルは今回、高いシュリンクラベル設計技術を有するフジシールとともに、使用後のシュリンクラベルを新たなシュリンクラベルに再利用する仕組みの共同実証 プロジェクトに乗り出すことにした。 2021年春には実証プラントを設置して検証を進め、2022年の社会実装を目指す。 ラベルが装着されたままのペットボトルから回収されるラベルを対象に実証を行う。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1617002922.pdf |