2021年04月13日

東洋エンジ、住化からバイオ原料エチレン実証受注

【カテゴリー】：行政/団体 【関連企業・団体】：東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング（TOYO）は13日、住友化学が千葉工場に設置する、“ごみ”由来のエタノールを原料とするエチレン試験製造設備の建設プロジェクトを受注したと発表した。実証プラントを建設するが、生産能力や投資規模等は非開示。 住友化学は積水化学工業と、“ごみ” を原料としてポリオレフィンを製造する技術の社会実装に向けて協力関係を構築している。2022年度から、積水化学による“ごみ”由来エタノールを使用し、ポリオレフィン原料である高純度エチレンの試験生産を開始する予定だ。 微生物触媒を活用して可燃性ごみをエタノールに変換する技術の実証は積水化学（積水バイオリファイナリー）が進めている。 TOYOは、同設備の基本設計を住友化学と協働で実施しており、現在、詳細設計／機器資材調達／建設工事業務を一括請負で実施中で短期間での実証運転開始を目指す。 ニュースリリース参照 “ごみ”由来のエタノールを原料としたエチレン試験製造設備建設プロジェクトを受注 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1618280735.pdf TOYO Awarded Ethylene Pilot Plant Project in Japan Using Waste-derived Ethanol as Raw Material https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1618280735.pdf