2021年04月23日 |
帝人ファーマ、うつ病治療にバーチャル利用 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人ファーマは23日、AIによる医療福祉向けサービスを開発するジョリーグッド(本社:東京都中央区、上路健介社長)と提携し、バーチャルリアリティ(仮想現実=VR)を用いた、うつ病の認知行動療法(CBT)の補助システム(CBT-VR)を共同開発すると発表した。 両社は今後、CBT-VRの薬事承認を目指し、その有効性や安全性を確認するための開発を推進する。 今回の共同開発提携は、帝人ファーマが2020年12月に行った在宅医療分野の公募型事業共創プログラムにジョリーグッドが応募し「Home Healthcare Award」を受賞したのがきっかけ。 両社は今後、認知行動療法における医療者と患者との対話にVRを組み合わせ、感情喚起のサポートや症状の評価などをVRが補助して治療効果を高め、医療者と患者の負担低減を目指す。 ニュースリリース参照 https://www.teijin.co.jp/news/2021/04/23/20210423_01.pdf |