2021年04月26日
中外薬の視神経脊髄炎治療剤、欧州委が承認勧告
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は26日、同社創製のpH依存的結合性ヒト化抗IL-6レセプターモノクローナル抗体エンスプリング(一般名:サトラリズマブ)について、抗アクアポリン4(AQP4)抗体陽性視神経脊髄炎スペクトラム障害(NMOSD)に対する初の皮下投与による治療法としてロシュ社が欧州医薬品委員会(CHMP)から承認勧告を受領したと発表した。

中外製薬独自のリサイクリング抗体技術を初めて適用し、4週1回の皮下投与により、自己注射での在宅治療が可能
となった。NMOSDの再発リスクを有意に減少した第3相国際共同治験に基づき承認勧告した。


ニュースリリース参照
https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20210426083000_1107.html