2021年04月26日 |
三井化学と日本IBM、循環経済の実現へ協働 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学と日本アイ・ビー・エムの両社は26日、循環経済の実現に向けて素材のトレーサビリティを担保するため、ブロックチェーン技術を活用した資源循環プラットフォームの構築で協働すると発表した。 世界的に廃プラ問題が広がる中、リサイクル原料の使用面では、含有物質の明確化などトレーサビリティ(追跡可能性)の担保が課題となっている。 両社が検討する資源循環プラットフォームでは、モノマー・ポリマー等の原材料から製品の製造・販売・使用、及びその後に回収から解体・破砕を経てリサイクル原料となり製品製造に再利用されるまでの、資源ライフサイクルにおけるトレーサビリティを担保します。 また、リサイクル原料の製造工程や検査工程、物性情報や品質情報等も併せて可視化することで、円滑な流通を支援することを目指す。このトレーサビリティーシステムにブロックチェーン技術を活用することでサプライチェーンの透明化を図る。各ステークホルダーは中立性と公平性を担保しながら、取引や監査業務の効率化、ペーパーレスといったメリットの享受が可能となる。 ニュースリリース参照 三井化学と日本IBM、ブロックチェーン技術による資源循環プラットフォーム構築で協働開始 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1619405261.pdf Mitsui Chemicals, IBM Japan to Start Joint Efforts Toward Building a Blockchain-Based … https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1619405261.pdf |