2021年05月12日 |
デンカ・22年度営業利益 500億円達成へ |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:デンカ |
デンカは12日、2018年にスタートした5カ年経営計画( Denka Value-Up )の中間レビューを行い、今後の2年間に注力する取り組みと数値目標を策定したと発表した。 これまでの取り組みをみると、ヘルスケア、環境・エネルギーを中心に戦略の成果は着実に表れており、成長ビジョンとして目指す「スペシャリティー融合体」への道のりも順調で、今後は、2022年度の数値目標の達成が戦略推進のカギとなる。 ■数値目標 2022年度の数値目標として、営業利益 500億円( 420億円 )、営業利益率 13.0%(11.5%)達成をめざす。 ■戦略投資 前回の5カ年計画では合わせて2000億円(戦略投資750億円、通常投資1250億円)の投資を見込んでいたが、今回レビューで2100億円(戦略投資850億円、通常投資1250億円)に拡大する。 ■今後2年間の取り組み ポートフォリオを見直し スペシャリティ事業である「環境・エネルギー」部門は、xEV、5G、半導体、再生可能エネルギー関連市場への拡販に注力する。「ヘルスケア」部門は、新興・再興感染症対策への積極的な貢献のほか、遺伝子検出による診断、診療分野のデジタル化に対応し展開する。 また「高付加価値インフラ事業」では、海外展開・新規製品開発に注力する一方で不採算製品の改革を加速させる。 さらに革新的プロセスを追求し、生産プロセスに改革や研究開発プロセスの変革、業務プロセス改革・働き方改革に積極的に取り組む。働き方改革では、新しい働き方の実現に向けて会議のオンライン化、書類・決裁のデジタル化を図るほか、3K職場の撤廃に努める。 ニュースリリース参照 経営計画「Denka Value-Up」 ~2022年度数値目標と今後2年間の取り組み~ https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1620785439.pdf |