2021年05月12日 |
三井化学「ルーカント」新プラント営業運転入り |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は12日、市原工場(千葉県市原市)内に炭化水素系合成油ルーカントの新プラントが完成し、4月から営業運転に入ったと発表した。 これにより同社のルーカントは、岩国大竹工場と市原工場の2拠点体制となり、世界の旺盛な需要に対応できる供給体制が整った。 <用語の解説> ■ルーカントとは : 三井化学が世界で初めて商品化した高性能炭化水素系合成油。粘度の温度依存性が小さく、剪断安定性・熱化学的安定性に優れている等の特長を有する。それらの特長から、極めて高品質が求められる自動車ドライブラインのギア油、工業用潤滑油並びにグリースなどの粘度調整剤として採用されている。主要な自動車メーカーや潤滑油メーカーに認証され、低環境負荷ニーズの高まりの中、省燃費や長寿命に貢献するものとして世界的に需要の増大が見込まれている。 ・ルーカント https://jp.mitsuichemicals.com/jp/service/mobility/elastomers/lucant/index.htm 三井化学、市原工場でルーカント新プラント 営業運転を開始 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1620793468.pdf Mitsui Chemicals starts the commercial production of New LUCANT Plant at Ichihara Works https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1620793468.pdf |