2021年05月13日
JNC、熊本・水力発電所、改修工事終え再開
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:JNC

JNCは13日、熊本県上益城郡山都町に有する水力発電所(津留発電所)の改修工事が完了し、営業運転を開始したと発表した。

同社は、国内13カ所に水力発電所(最大出力合計 98,000KW)、3カ所に太陽光発電所 (同5,100KW)をもつなど、再生可能エネルギーによる発電事業に積極的に取り組んでいる。

水力発電所の大規模改修工事には2013年から着手しており、津留発電所の改修は10カ所目となる。今回は水車・発電機を高効率の機器へ更新することで、認可取水量を変えずに出力を400KW(約4%)増強した。

水力発電所には全て「流れ込み式」を採用してきた。河川水からごみを取り除いた後に水路を通して水槽へ導き、水圧鉄管を落下させることで水車を回し発電する仕組み。大規模なダムを必要としないため環境負荷が低く、二酸化炭素排出量が少ない。わが国にとっては貴重な純国産エネルギーとして評価が高まっている。


ニュースリリース
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1620894273.pdf