2021年05月19日 |
三菱ケミ・快適チャレンジ、世界の革新6社支援 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカル |
三菱ケミカルホールディングス(MCHC:ジョンマーク・ギルソン社長)は19日、北米最大のスタートアップ インキュベーターの Greentown Labs(GL=マサチューセッツ州)とともに、 代替たんぱく質やプラスチック、パッケージング分野で革新的なチャレンジに取り組む先進的スタートアップ6社を選出したと発表した。 「The KAITEKI Challenge. Reimagining Proteins, Plastics, and Packaging」参加企業 として、応募のあった世界35カ国、115社の中から選んだ。 「The KAITEKI Challenge」は、 MCHCが GLと共同で立ち上げたアクセラレータープログラムで、日常生活で持続的な消費が可能なソリューションに焦点を当て選出する。三菱ケミカルHDは今後、同プログラムで選出した6社を支援し、同社グループとのパートナーシップを深めていく方針だ。 <参加スタートアップ 6社(1社は非公表)の概要> ■BlakBear(英国・ロンドン) :肉や魚のパッケージ内の腐敗ガスをスマートラベルにより測定し、クラウドでデータ管理。データを基にサプライチェーンを改善することで食品ロス削減を目指す。 ■Circularise(オランダ・ハーグ) :供給源からパーツ・最終製品まで、原材料を追跡するパブリックブロックチェーンシステムを開発。顧客や規制当局に対して適切な監督・報告義務を果たしつつ、企業が競争力を担保できる情報管理システムを提供。 ■Impactful Health R&D(カナダ・ノバスコシア州) :堆肥化可能、かつ生鮮魚の消費期限を延ばすことができるアクティブパッケージを開発。食品廃棄物と廃プラスチックを減らしながらバリューチェーン全体を最適化する。 ■Paragon Pure(米国・ニュージャージー州) :代替肉で多用されるパーム油の代わりに、より肉に近い見た目、溶解性、風味、口当たりを実現できる油脂成分を開発。米ぬかを原料としたオレオゲル「Ole PB.」により、次世代の植物肉ハンバーガーを実現する。 ■STARFIELD(中国・深せん) :革新的な食品加工技術により、美味しく低廉で健康的な植物由来の代替肉を開発。 たんぱく質の押出、抽出技術や自然の風味を高めるソリューションや技術を保有。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1621396211.pdf |