2021年05月20日 |
IHI・丸紅など、豪州でグリーンアンモニア検討 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:IHI |
IHIと丸紅および豪州の大手エネルギー企業であるWoodside Energy の3社は20日、豪州・タスマニアにおいて、豊富な水力資源を活用した再生可能エネルギー由来のアンモニア(グリーンアンモニア)製造・輸出の事業性を検討・調査する覚書を締結したと発表した。 現在市場に流通しているアンモニアは、化石燃料由来のため製造時にCO2を排出するが、グリーンアンモニアは、製造時にCO2を排出せず、燃料及び原料として利用する場合でもCO2排出量が極めて低い特徴を有する。 3社は、タスマニア州ベルベイでグリーンアンモニア生産を検討する。水素の製造に使用する水電解装置容量は、当初小規模でスタートするが、最終的には250MWまでアンモニア製造量を増やす計画。これに伴い必要となるサプライチェーン関連の技術および日本・アジア地域の市場動向などを調査する。 ニュースリリース参照 https://www.marubeni.com/jp/news/2021/release/20210520J.pdf |