2021年06月04日
塩野義薬、温室効果ガス削減でSBT承認取得
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:塩野義製薬

 塩野義製薬は4日、同社の中長期的な温室効果ガスの排出削減目標が、国際的な環境団体であるScience Based  Targets(SBT)イニシアチブの承認を取得したと発表した。

 SBTイニシアチブとは、環境情報の開示に関するNGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、世界資源研究所(WRI)および世界自然保護基金(WWF)によって設立された国際的な共同イニシアチブのこと。
 
 企業に対して、世界の平均気温の上昇を産業革命前に比べて2℃未満に抑えるという国際的な長期目標に向けて、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出削減目標設定を推進している。

 塩野義は、取り組むべきマテリアリティ(重要課題)として「環境への配慮」を特定し「シオノギグループEHS ポリシー」に基づく中長期的な行動目標を設定しており、その中で、同社の温室効果ガスの削減目標が科学的根拠に基づいていることが認められ、今回の承認となった。


<用語の解説>
◆ EHSとは:Environment, Health and Safety(環境ならびに安全衛生)の略。