2021年06月08日 |
武田薬品開発薬、サイトメガロウイルスに有効性 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:武田薬品工業 |
武田薬品工業は8日、オンラインで開催される2021年米国移植学会議(American Transplant Congress:ATC)で、同社が開発中のTAK-620(一般名:maribavir)の臨床第3相試験に関する新たなサブグループ解析結果を公開したと発表した。 ベースラインで難治性/抵抗性(R/R)サイトメガロウイルス(CMV)感染のSOT(固形臓器移植)患者について、投与8週時でCMV血症の消失が達成された割合は、既存の抗ウイルス療法群と比較して、maribavir投与群では2倍以上だった。 発表された試験の結果は、心臓移植、肺移植および腎移植を受けた患者に一貫してmaribavir投与の有効性を示した。 ニュースリリース参照 https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2021/20210607-8271/ |