2021年06月11日 |
昭和電工、塩素化ポリエチレン 来月から値上げ |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は11日、難燃性、耐候性などに優れた合成樹脂の塩素化ポリエチレン「エラスレン」(商品名)について、7月1日出荷分から国内価格を改定すると発表した。 「エラスレン・粉末」を1キログラムあたり25円 以上、「エラスレン・シート」は同35円以上それぞれ来月から引き上げる。 原燃料価格の高騰やユーティリティ、物流費、環境対応費用等の上昇でコストが上昇し、安定供給を維持していくためには価格改定せざるを得ないと判断した。 「エラスレン」は、ポリエチレンの分子構造に含まれる水素の一部が塩素に置き換わることでポリエチレンの結晶性が崩れ、柔軟な特性を持つという特長あるポリマー。難燃・耐油・耐候性に優れるなどの特徴をもち、自動車用ホース・電線被覆材の原料、樹脂改質材(難燃性、耐衝撃性付与)などとして利用されている。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1623382960.pdf |