2021年06月11日
東洋エンジ、AI活用領域でHEROZと業務提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋エンジニアリング

東洋エンジニアリング(TOYO)は11日、人工知能(AI)を活用したインターネットサービスの企画・開発・運営を行うHEROZ(東京都港区:林 隆弘社長、ヒーローズ)と、プラントの設計・建設に関するAI技術の活用及びAIシステムを共同開発していくことで合意し業務提携契約を締結したと発表した。

ビジネス環境の激しい変化とともに、デジタルテクノロジーも急速に進化し、プラントエンジニアリング業界でもデジタル技術を活用した様々な取り組みが進められている。デジタルトランスフォーメーションをスピーディーに進めることで生産性を高め、顧客への一層の付加価値提供が求められている。

EPC(設計・調達・建設)を一括で請け負う大型プロジェクトの場合はリスクを組織的に管理するマネジメントが重要で、より高い効果と確実性、そのための標準化が求められる。TOYOは、AI技術の活用やAIシステムの開発・実装による生産性向上の早期実現を目指してHEROZと協力していくことにした。

TOYOは今回の提携により、全てのプロジェクトにHEROZと開発するEPC強靭化に向けたシステムを導入して、DXoT(Digital Transformation of TOYO)で目指す生産性6倍に寄与し、営業段階からプロジェクト完遂に至る一気通貫のデジタライゼーションを目指す。

<用語の解説>

◆TOYOのDXoTとは :
TOYOは、顧客のニーズに迅速かつ柔軟に対応するために、2018年度からDX活動を開始し、2019年7月にDXoT推進部を設置した。既存の業務プロセスの変革を通じたDXoTの完遂によって、2024年度までに生産性を6倍にすることを目標としている。EPCだけでなく、営業・経理・プロジェクト管理・情報管理など、ビジネスのあらゆる領域を対象に総合的に取り組み中である。

(参考)
DXoTのビジョン https://www.toyo-eng.com/jp/ja/advantage/dxot/


ニュースリリース参照

AI活用領域におけるHEROZとの業務提携契約締結について
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1623394341.pdf

Conclusion of a business alliance agreement with HEROZ in the area of AI utilization
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1623394341.pdf