2021年06月17日 |
NEDO「再エネ電力による水素製造技術」公募 |
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NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、水電解装置を用いた水素製造コストの削減と、製造された水素を有効活用する観点から、広く事業実施者の公募を行っている。公募期限は7月1日。 【研究開発項目1】水電解装置の大型化技術等の開発、Power-to-X 大規模実証 (1)水電解装置の大型化・モジュール化技術開発 :アルカリ型水電解装置及びPEM型水電解装置を対象とし、実用規模(遅くとも、2030年においてアルカリ型100MWシステム、PEM型100MWシステムの実現を見通す)を想定し、量産可能かつスケーラブルな特徴を備えた水電解装置の大型化・モジュール化に係る技術を開発する。 (2)優れた新部材の装置への実装技術開発 :低コスト化、高効率化に繋げる、膜や触媒などの重要な部素材を水電解装置に実装する技術を開発する。 (3)熱需要や産業プロセス等の脱炭素化実証 :水素の需要家と緊密に連携しながら、水電解装置を用いた、産業プロセス等における化石燃料・原料等を水素で代替する最も効率的なシステム運用方法を確立する。 【研究開発項目2】水電解装置の性能評価技術の確立 アルカリ型水電解装置及びPEM型水電解装置を対象とし、500kW程度のスタックで、様々な運転条件下(再エネを模擬した出力変動、高圧運転)において性能(効率、耐久性等)を評価する技術を開発する。 ◇事業期間 研究開発項目1は2021年度から2030年度まで最大10年間、研究開発項目2については2021年度から2025年度まで最大5年間の予定。ただし事業ごとにステージゲートを設定し、その進捗を見て判断する。 問い合わせ先は、スマートコミュニティ・エネルギーシステム部 燃料電池・水素室 (NEDO・TEL: 044-520-5207) |