2021年06月22日 |
三井化学など3社に物流環境大賞「特別賞」 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:三井化学 |
三井化学は22日、(一社)日本物流団体連合会(神津 里季生会長)主催の「第22回物流環境大賞」で、旭化成、山九両社とともに「特別賞」を受賞したと発表した。 三井化学など3社は物流合理化の一環として、千葉県と広島県、山口県間の長距離輸送方式をトラックから船舶へ切り替える(モーダルシフト)を行ってきた。山九の定期内航コンテナ船と海上コンテナを活用し、往路は三井化学が、復路は旭化成がラウンド・ユース(往復利用)する。 物流環境をめぐっては、輸送時のCO2排出量削減や長距離トラックのドライバー不足解消が大きな課題となっている。同取り組みによりCO2排出量を4割削減し、ドライバーの拘束時間も8割削減した。 さらに今回、サイドオープン型コンテナを採用することで、スロープの有無にかかわらず、積み下ろし倉庫の選択が拡がり、積み下ろし作業上の安全性と効率性が向上した。三井化学が賛同している「ホワイト物流」推進運動にも貢献している。 <用語の解説> ◆環境物流大賞とは : https://www.butsuryu.or.jp/public/environment 2000年6月、一般社団法人日本物流団体連合会により、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献した団体・企業または個人を表彰する目的で創設された制度。 ◆関連ファイル 三井化学:ホワイト物流に参画 https://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile/NCODE/52739 |