2021年06月23日 |
帝人ファーマ「ゼオマイン」効能追加承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:帝人ファーマ |
帝人ファーマは23日、ドイツ・メルツ社から開発・販売権を取得している、A型ボツリヌス毒素製剤「ゼオマイン」(一般名:インコボツリヌストキシンA)について、同日、厚生労働省から「下肢痙縮」の効能、効果で追加承認を取得したと発表した。 帝人ファーマは、筋・骨格系疾患患者のQOL改善に向けて、これまでに多くの医薬品や医療機器を提供してきた。 2020年には「ゼオマイン」の上肢痙縮に関する効能・効果での製造販売承認を取得し、同剤を上市した。今回、続いて下肢痙縮の効能または効果の追加承認を目指して申請を行った。メルツ社は日本国内で第3相試験を実施していた。 メルツ社は、すでに同剤では世界70カ国以上で、上肢痙縮、痙性斜頸、眼瞼痙攣などを適応症として販売している。 |