2021年06月30日
NEDO「カーボンリサイクル/次世代火力発電」公募
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NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は30日、「カーボンリサイクル・次世代火力発電等技術開発/石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」実施者の公募を開始した。公募期間は6月30日~7月30日。

わが国は、2050年のカーボンニュートラルに伴う成長戦略の中で、大幅なCO2排出抑制と植林などによるCO2吸収を組み合わせた実質排出量ゼロを目指している。電力供給は、火力発電にCCUS(CO2分離回収・有効利用・貯留)やカーボンリサイクルを組み合わせる脱炭素電源とCO2を排出しない原子力を合わせて30~40%の電力を担うことを一つの参考値とし、再生可能エネルギーや水素、アンモニアとのエネルギーミックスにより実質ゼロを達成する計画だ。

今回、以下の2つの事業に着手することにし、実施希望者の公募を開始した。

(1)CO2分離・回収負荷変動に対応するガスタービンに係る要素技術開発
(2)IGCC(IGFC)の信頼性向上、低コスト化に係る実証

新型コロナウイルス感染拡大のため公募説明会は開催しない。

問い合わせ先は環境部 次世代火力・CCUSグループ
E-MAIL:cct.projects@ml.nedo.go.jp