2021年07月14日 |
ダイセル、長繊維事業をポリプラへ承継 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは14日、同日開催の取締役会で、吸収分割方式により同社の長繊維樹脂事業をポリプラスチックスへ承継し、ダイセルの樹脂コンパウンド事業をダイセルミライズへ承継することを決めたと発表した。 ダイセルは、マーケティング活動におけるシナジー追求を目ざして、自動車向け長繊維樹脂事業や樹脂コンパウンド事業を同社のセイフティ事業部門に集約してきたが、さらに事業拡大するため、長繊維樹脂事業を 昨年10月に完全子会社化したポリプラスチックスへ移管することにした。 ダイセルミライズの一般用途長繊維樹脂事業もポリプラスチックスへ移管し、長繊維樹脂事業をポリプラスチックスに集約する。 グループ事業の強みであるエンジニアリングプラスチック事業に経営資源を融合させ、製品開発や市場展開力をのさらなる充実・強化を図る。 <事業移管> (事業承継) . ダイセル セイフティ事業部門およびダイセルミライズの有する「長繊維強化熱可塑性樹脂(商標名プラストロン )」をポリプラスチックスへ移管する。 . ダイセル セイフティ 事業部門 の 有する 「 自動車 用途 樹脂コンパウンド事業 」 を ダイセル ミライズへ移管 。 <会社分割後の状況> ▽長繊維強化熱可塑性樹脂(商標名プラストロン )の 生産地変更 はない(生産事業の承継は行わない) ▽会社分割による会社名称、本店所在地、代表者の役職・指名・資本金及び決算期等に変更はない。 <ニュースリリース参照> https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1626247644.pdf |