2021年07月15日 |
AGC、国内建築用ガラス製品値上げ 20~30% |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:AGC |
AGCは15日、国内の建築用ガラス関連製品の販売価格を、10月1日納品分から引き上げると発表した。 引き上げ率は、フロートガラスおよびミラーが15~20%、網入板ガラスおよび型板ガラスが30%、建築用加工ガラス製品については10~20%の予定。 同社の国内建築用ガラス事業はこのところ、製造関連設備の維持更新費用が上昇し、安定供給のために必要な費用負担が増大している。加えて原燃材料および副資材価格、物流費の高止まり等、収益性が圧迫される状況が続いている。 このような環境の下、投資内容の見直しや生産性改善、コスト削減、組織のスリム化等を行ってきたが、自社努力だけで今後の設備維持更新に必要な収益を確保することは極めて難しいと判断した。 |