2021年08月02日 |
積化成品、植物由来の生分解樹脂新製品開発 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:積水化成品 |
積水化成品工業は2日、植物由来原料を使用したポリマー微粒子「テクポリマー BIO シリーズ」の新製品として、「EF-C シリーズ」を開発・上市したと発表した。 「テクポリマー」は、独自の重合技術を用いたポリマー微粒子で、液晶ディスプレイの光拡散剤や、化粧品の添加剤、塗料の艶消し剤など、さまざまな用途で使用されている。 「テクポリマーBIO」は、環境配慮型ポリマーとして展開してきた。現在、生分解性微粒子であるEF-Aシリーズ(水中分解性)やEF-Bシリーズ(土壌分解性)を市場投入しているが、新たに開発した「同 EF-C シリーズ」は植物由来原料を使用しており、従来シリーズよりも耐久性に優れている。このため塗料などの添加剤として期待できる。2025年度にテクポリマー全体で70億円の販売をめざす。 ニュースリリース https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1627872274.pdf |