2021年08月05日

三菱ケミ、使用済み紙コップを堆肥化 循環利用へ

【カテゴリー】：環境/安全 【関連企業・団体】：三菱ケミカル

三菱ケミカルは5日、Jリーグサッカークラブのギラヴァンツ北九州と連携して、同社の生分解性樹脂「 BioPBS 」を使用した紙コップのコンポスト による循環型システム実現に向けた実証試験を行うと発表した。 実証試験は、ギラヴァンツ北九州が今年8月22日と28日に開催する「 ギラヴァンツサマーフェスティバル 2021 」に、 同社の生分解性樹脂 BioPBS を使用した紙コップ 約 6,500 個を提供し、そこで使用された紙コップを回収 してコンポスト設備で 食品残渣物などと一緒に堆肥化する。 出来上がっ た堆肥の一部は地元高校で野菜の栽培に活用し、 さらに収穫された野菜をスタジアムで販売するという 、紙コップを起点とした 循環型システムの 実証試験 を行う。 今回、循環型システム形成のために、複数の企業や学校の協力を得た。三菱ケミカルは 使用済みBioPBS を提供するが、堆肥化は NTT ビジネスソリューションズ社およびウエルクリエイトが担う。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1628141059.pdf