2021年08月06日 |
BASFとシノペック、中国南京のフェアブント拡大 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
BASFは6日、中国・SINOPEC(/中国石油化工集団)との50:50の合弁会社であるBASF-YPC社が中国・南京市のフェアブント拠点(統合生産拠点)の生産能力をさらに拡大すると発表した。 成長する中国市場を支援するためで、新設のアクリル酸tert-ブチル工場を含む川下の化学工場の生産拡大もこれに含まれる。 プロピオン酸、プロピオンアルデヒド、エチレンアミン、エタノールアミン、精製エチレンオキシドの生産能力を拡大し、アクリル酸tert-ブチル工場を建設する。このアクリル酸tert-ブチル工場は、原材料として既存のフェアブントで製造しているアクリル酸やイソブテンを川下に拡張するもので、高度な生産技術はドイツ国外で初めて適用される。新工場は、2023年の始動を予定している。 |