2021年08月19日
7月のエチレン生産485,000トン、前年比▲3.2%
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:石油化学工業協会

 石油化学工業協会は19日、7月の主要石油化学製品の生産実績を発表した。エチレン生産量は485,000トンで、前月比5.1%(23,700トン)、前年同月比▲3.2%(▲15,800トン)だった。定修プラントは2社2プラント。
 エチレンプラントの実質稼働率は93.5%(前月93.2%、前年同月93.8%)だった。
 定修の規模や品目によって生産の増減にばらつきが見られた。
 
 誘導品生産では前年比、HDPE、PP、PS、SM、EO、アセトアルデヒド、SBR、BRの14品目(芳香族3品目は集計が間に合わず)中8品目がプラス。マイナスはLDPE、PVC、VCM、MMA、EG、ANの6品目だった。
 
 鉱工業生産動向や個人消費には持ち直しの動きがみられているものの、汎用樹脂の出荷水準としては近年では低めでの推移となっている。