2021年08月19日 |
ダイセル、デバイス印刷で「共創サービス」開始 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ダイセル |
ダイセルは19日、顧客(デバイスメーカー)と共同でテレビやスマホなど各種デバイスの電子部品を創り上げる「共創サービス」を開始したと発表した。デバイス開発に様々な課題を持つ一般市民に向けて、同社が有する金属インク印刷技術による電気回路作成を提案し、課題解決と開発を進めていくサービスで、開発期間を従来の 1/3以下に大幅短縮することが期待できる。 (注)プリンテッドエレクトロニクス : 印刷によってデバイスを製造する技術。 ■「共創サービス」の特長 (ニュースリリース参照) ■銀ナノ粒子インク「Picosil」について 銀ナノ粒子インク「Picosil」は、ナノメートルのサイズに制御した銀粒子をインク化したもので、同社は、省エネ、省資源化が可能なプリンテッドエレクトロニクス用途をターゲットとして開発を進めてきた。 低温かつ短時間での焼結が可能であるとともに、形成される銀導電膜の体積抵抗率が低く、通常では難しいプラスチック基板への描画ができることが特長で、インクジェット印刷向けの低粘度からスクリーン印刷向けの高粘度まで調整が可能なため各種印刷方法にも対応できる。 ニュースリリース参照 https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1629348184.pdf |