2021年08月19日 |
日本触媒、ENEOSなど、バイオ原料でエチレン誘導品 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:ENEOS |
ENEOS、日本触媒、三菱商事の3社は19日、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて、国内初のバイオ原料を使用したエチレン誘導品(バイオ誘導品)の製造・販売を2024年度に開始することを目指して、共同調査を行うことに合意したと発表した。 石油製品を原料にエチレンを製造・販売するENEOSと、このエチレンを原料に酸化エチレン(EO)やエチレングリコール(EG)を製造・販売する日本触媒およびマーケティング力を有する三菱商事の3社がそれぞれの知見を生かし、国内初のバイオ誘導品のサプライチェーンを構築し低・脱炭素、循環型社会実現への貢献を目指す。 3社はそれぞれグローバルな原料調達力や既存のエチレン・エチレン誘導品の製造能力と販売チャネル、さらに川崎コンビナートの物流インフラを活用したバイオ誘導品事業の実現性について、市場ニーズなどの具体的な検討を行う方針だ。 |