2021年08月20日 |
アステラス薬、慢性腎臓病薬 欧州で販売承認 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:アステラス製薬 |
アステラス製薬は20日、米国・FibroGen社と共同開発中の低酸素誘導因子、プロリン水酸化酵素(HIF-PH)阻害薬「 EVRENZO(一般名:ロキサデュスタット)」が、成人の慢性腎臓病(CKD)に伴う症候性貧血の治療薬として、欧州委員会(EC)の販売承認を取得したと発表した。 今回の承認は、全世界で9,600人のCKD(慢性腎臓病)に伴う症候性貧血患者を対象に実施した複数の第3相試験の結果に基づき得られた。欧州で初のHIF-PH阻害薬となる。 今回の販売承認取得のマイルストンとして、アステラス製薬はFibroGen社に対して1億2,000万米ドルを支払う。また同社は欧州での売上に応じてFibroGen社にロイヤリティを支払う。 なおアステラス製薬は、これに伴う業績への影響は、通期(2022年3月期)連結予想に織り込み済み。 ニュースリリース参照 https://www.astellas.com/jp/ja/news/24231 |