2021年08月23日
7月のPPフィルム、国内出荷 3カ月連続プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本ポリプロピレンフィルム工業会

 日本ポリプロピレンフィルム工業会が23日発表した、7月の延伸フィルム(OPP)と無延伸フィルム(CPP)の需給実績によると、国内出荷はともに5月以降3カ月連続の前年比プラスとなった。食品用は振るわなかったが工業用がけん引した。

■OPPフィルム(延伸フィルム)
 生産は19.0千トン(前年比97.9%)で、6に続き2カ月連続の前年マイナス。
 国内出荷は19.1千トン(101.1%)と堅調。輸出は216トン(47.7%)と不振。
出荷合計は19.3千トン(100.8%)と3カ月連続のプラス。

 内需内訳は食品用15.1千トン(99.3%)。工業用他2.7千トン(106.0%)、繊維・雑貨1.3千トン(114.6%)、内需計は19.1千トン(101.1%)だった。

■CPPフィルム(無延伸フィルム)
 生産は14.1千トン(99.8%)で2カ月連続のマイナス。
 国内出荷は13.4千トン(101.5%)で3カ月連続のプラス。輸出は449トン(110.3%)で、
出荷計は13.9千トン(101.8%)と3カ月連続のプラスとなった。

 国内出荷の内訳は、食品用が11.2千トン(99.2%)、工業用が773トン(38.8%)、繊維・雑貨他は1.5千トン(104.9%)、内需計は13.4千トン(101.5%)だった。

<7月実績> 

OPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1629695005.pdf

CPP
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1629695005.pdf

月別出荷実績
https://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1629695005.pdf