2021年08月27日 |
旭化成、スチレン系樹脂「アサフレックス」から撤退 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭化成 |
旭化成は27日、スチレン系特殊透明樹脂「アサフレックス」(商品名)事業からの撤退を決めたと発表した。 1982年に川崎工場(現 川崎製造所)で生産開始いらい、これまで約39年と長期間にわたって製造販売してきたが、市場環境の悪化から戦略見直しを行った結果、将来的に拡大路線を描くことが難しいと判断した。 同社は、先の中計(Cs+ for Tomorrow 2021)で、経営理念に(1)高い収益性(2)高い市場成長率(3)当社の注力分野であること(4)持続可能な社会との親和、の4点を掲げ、これを軸に経営資源の優先投入や事業ポートフォリオの転換を図っていくとしてきた。 今回の事業撤退も、この判断基準に照らして事業内容を精査した結果決った。 工場は2023年3月に製造を終了し、営業活動は同年9月に終了予定。 従業員は原則として全員他の事業に再配置する。 ニュースリリース参照 https://www.asahi-kasei.com/jp/news/2021/ze210827.html |